練馬区(ねりまく)は、東京都の特別区のひとつ。東京23区の中では最も新しく誕生した区で、板橋区の一部だった旧北豊島郡練馬町・上練馬村・中新井村・石神井村・大泉村の区域が1947年8月1日に分離して発足した。当時、広大な板橋区の区役所までの経路が遠く、著しく不便であったことが分離の要因とされている。板橋区は練馬、石神井に行政派出所(後に支所)を設けたが、行政サービスは極めて限られていたため、西武池袋線沿線を中心として生活する住民の要望にこたえる形で分離された。